「予防できる病気は予防しましょう」ということが小児科医師の考えであります。

予防には「手洗い」「うがい」などがありますが、ワクチンによって予防できる病気もたくさんあります。特に乳幼児は抵抗力が未熟なため、ワクチンが感染予防や重症化回避のために有効です。とはいえ、予防接種は痛みを伴い、小さな子ども達は予防接種のたびに大泣きしてしまいます。

そこで、私たちもり小児科耳鼻咽喉科クリニックでは、予防接種をした場所に貼る絆創膏に一枚一枚心をこめてキャラクターを描いています。先日、患者さまがお子さまに「かわいい絆創膏を張ってくれるから頑張ろう」と声かけされていました。また、絆創膏を貼ったとたんに泣き止み「キティちゃんだ！」と喜んでくれるお子さまもいらっしゃいます。こんな時は頑張って手書きをした努力が報われた気持ちになります。

予防接種に来られた保護者の方にお願いです。

予防接種を頑張った後は、少しオーバーになっても良いので、しっかりと褒め、抱きしめてあげてください。きっとお子さまの自信につながると思います。そしてもし、大好きなキャラクターがありましたらスタッフにリクエストしてみてくださいね。決して絵心のあるスタッフばかりではないので、ご希望に添えないかもしれませんが、私たちは頑張る子供たちを応援しています。