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食中毒にご用心

6月に入り、ジメジメとした梅雨の時期がやってきました。6月から8月は食中毒菌が増殖しやすい時期です。食中毒といえば飲食店を想像する方もいるかもしれませんが、意外と家庭でも発生していますので、普段の生活を見直してみましょう。

食中毒予防の3原則

「つけない」
●洗う
調理の前、肉・魚・卵を触った後、食事の前には必ず手を洗いましょう。
●分ける
生の肉や魚を切ったまな板や箸はしっかり洗いましょう。
「ふやさない」
●早めに食べる
食品を長く持ち歩かなない。買い物には保冷バックや発泡スチロール箱などを利用しましょう。
●室温で放置しない
食中毒菌が増殖しやすい温度は20℃~50℃といわれています。すぐに食べない食品は早めに冷蔵庫に入れましょう。
「やっつける」
●多くの細菌やウイルスは加熱することにより殺菌されます。食べ物の中心部を75℃で1分以上加熱することが大切です。
●まな板や包丁などの器具はアルコール除菌剤や漂白剤を頻繁に使用して清潔にしましょう。

 

今年は新型コロナウイルス感染症の影響から家庭での調理が増えたり、テイクアウトや宅配サービスを利用する機会も増えていると思います。食中毒には十分気を付けましょう。
もし、腹痛、下痢症状がある場合は受診をお勧めします。症状によって便検査をすることがありますので、受診の際には便を持参してください。ご自宅にあるきれいな紙コップ、ジップロックなどの容器に入れて来てください。オムツのままでも大丈夫です。